Parco Kiba N･SⅡ

Parco Kiba N･SⅡ

,「掛け値なしに本心を話せば、転職を決意した要素は収入のためです。」こういったケースも耳に入ります。ある外資のIT企業の営業をやっていた30代半ばの方の話です。いわゆる会社は、雇用者に対して利益全体を還元してはいないのです。給与と比べて現実の労働（必要とされる労働）は、やっと働いた事の半分かそれ以下ということが多い。当たり前かもしれないが成長業界の企業であれば、魅力あるビジネスチャンスがたくさんあるのです。新規事業立ち上げのチャンスもあれば、子会社を設立したり、新規事業やチームなどを任せてもらえる可能性が高くなるのだ。いまの時点で精力的に就職活動や転業の為の活動をしているような、20～30才の世代の親の立場で考えれば、確実な公務員や大企業等に入社できるならば、最も良い結果だということなのです。本当のことを言うと、人材紹介会社など民間の職業紹介サービスは企業としては就職していて転職を望んでいる人が使う企業やサービスだから、就職して実務の経験ができれば数年程度はないと請け負ってくれません。新卒以外の人は、「入社できそうで、職務経験も得られそうな会社」なら、如何にしても就職するべきです。ごく小規模な企業でも問題ありません。仕事上の「経験」と「履歴」を得ることができればそれで問題ありません。上司の決定に疑問を感じたからすぐに転職。言いかえれば、この通りの短絡的な思考回路を持つ人に臨んで、採用の担当部署では猜疑心を感じています。アルバイト・派遣を経て得た「職歴」を持って、様々な企業に面接をいっぱい受けにでかけてみましょう。とどのつまり、就職も回り合せの要因があるので、面接をたくさん受けてみることです。もっと成長させてキャリアを積みたい。今の自分よりも自分の力を伸ばすことができる勤め先を見つけたい、という声を伺うことがしょっちゅうあります。自分が成長していないと感じたときに転職を考える方がいっぱいいるのです。じゃあ勤務したい企業はどんな企業？と尋ねられたら、どうも答えがでてこないけれど、今の職場に対する不満となると、「自分に対する評価が低い」と思っている人がとてもたくさんいるということがわかっています。売り言葉につい買い言葉ということで、「こんなところ二度と来るか！」こんな言葉を吐いて、非理性的に離職を申し出てしまう人も見られるけど、こんなに不景気のなかで、性急な退職は決してあってはならないのである。幾度も企業面接を受けていく間に、おいおい見える範囲が広くなるので、どうしたいのかが不明になってしまうというような場合は、幾たびも多くの人が考えることなのです。告白します。仕事探しをしていると、自己分析（自分のキャリアの整理）を経験しておくほうがいいでしょうと指導されて本当に実施してみた。だけど、就職活動には全然役に立つことはなかった。私も就職活動を始めたときは、「採用を目指すぞ！」と本腰を入れていたのだが、毎度毎度不採用ばかりが続いて、こうなってくるとすっかり採用の担当者に会うことでさえできないと感じてしまっているのです。その面接官が自分の今の伝えたいことを掴めているのか否かを見つめつつ、きちんと「トーク」ができるくらいになれば、どんどん採用の可能性も出て来るのではないかと感じます。